お子さまの「療育」ご存知ですか?

子育て

発達障害のあるお子さまとのアンケート調査を実施

近年、発達障害の早期発見・早期支援が非常に重要視されるようになってきました。

さまざまな理由や背景がありますが、中でも「二次障害」が起きてしまう可能性が、その大きな理由と言われています。
※二次障害:発達障害の特性により本人に過剰なストレスがかかることやトラウマが引き金となり、不登校や引きこもり、問題行動、対人関係の困難といった二次的な問題が発生すること。
また、問題を放置することで、うつ病やパーソナリティ障害等の精神疾患などに繋がってしまうこと。

発達障害への”気付き”

「お子さまが“もしかしたら発達障害かも”と思ったきっかけを教えてください」と質問したところ、『言葉の発達に遅れを感じた(35.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『こだわりが強いと感じた(14.6%)』『集団行動からはみ出すことがあった(12.6%)』『健診(検診)で指摘された(9.5%)』『保育園・幼稚園等で指摘された(7.8%)』と続きました。
また、健診や保育園からの指摘により、未就学児のうちに発達障害と分かることもあるようですが、発達障害のお子さまは、6歳までの療育が重要と言われています。

療育施設で重視する点と支援後のお子様の変化

療育を受けることで、発達障害を抱えるお子さまにとっても親御さんにとっても良い変化をもたらしている様子が分かりましたが、当初は不安や戸惑いも少なからずあったと思います。
そこで、「お子さまが発達障害と診断されてどのように感じていますか?」と質問したところ、『個性と捉えて尊重したい(34.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『良かったと感じることもある(23.9%)』『不安な気持ちが強い(18.7%)』『それまでと特に変わらない(16.9%)』『なかなか受け入れられない(6.0%)』と回答しました。

行動面や情緒面の特徴を否定するのではなく、“個性”と捉えて尊重したいという親御さんが多いようです。
また、『良かったと感じることもある』という方も少なくないことが分かりました。
周囲のお子さんと異なる特徴を持つからこそ、個性と捉えてその部分を大きく伸ばすことも可能です。
発達障害という診断を受けたことによって、前を向いて進めるようになった親御さんも多いのかもしれません。

アンケート調査に関して詳しくは、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000056494.html

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