男性育休の「本音」とは

夫婦生活

“男性版育休制度”本音をアンケート調査

 6月3日に「改正育児・介護休業法」が成立し、多くのメディアでも取り上げられるなど、大きな話題になっています。また、来年の施行に向け、現在勤めている会社で運用に向け、どのように動いているのか気になる方も多いのではないでしょうか。コロナ禍での育児、可能な限り感染リスクを避け、育児に協力したいと考えている男性も多いと思います。
 そんな育児に関心のある父親層に男性版育休に関して調査したアンケートがあります。娠から出産、育児期のママやそのご家族に寄り添うサービスを多数展開しているninaruシリーズを展開するエバーセンスは、同社のサービスを使用しているママ・パパ層に「男性育休に関するアンケート」を実施。実際に男性の育休についてどう感じているのか、本音を調査し、その結果を発表しました。

育休を取得したパパの52.4%が「不安だった」

 まず、ご自身・配偶者が男性育休を取得しなかった方にその理由を聞いたところ、40.1%もの人が「職場の理解がなかった」と回答。2位の「収入を減らしたくなかった(19.9%)」とも大きく差が開く結果になりました。その一方、「必要性を感じなかった」という回答も16.2%集まっています。必ずしも育休を取得するべきではないもの。ただ、「取らないことが当たり前」ではなく、どちらも個人が自由に選択できるという職場の環境整備が求められているようです。
 また、配偶者が育休を取得しなかったママに、実際には取得してほしかったかどうかを聞いたところ、55.3%が「すごく取ってほしかった」「できれば取ってほしかった」という結果に。「初めての子育てでなにもかもが不安でした。その不安を解決できずとも一緒に感じて考えて欲しかった。」、「コロナ禍もあり、外にも出られずつらかった。分かち合えるパートナーが居てくれたらなぁと思いました。」という声もあり、初めての育児での不安に、コロナも重なり、いろいろと一緒に考えて欲しいと考える人が多いようです。
 最後に、改正育児・介護休業法」で注目を集めている、いわゆる”男性版産休”について、取得したい/取得してほしいか聞いてみたところ、74.1%が「はい」と回答。多くの男性が、一緒に育児することを検討。その一方で、そのための課題として必要なことはとおう問いには、男性の育休取得のために効果的なこと、上位は「上司や同僚の理解・サポート(77.2%)」「職場の積極的な推進(68.6%)」「収入の保障を手厚くする(52.9%)」と、多くの声が集まる結果に。やはり、周囲の理解を得て、初めて取得したいと考える人が多い内容となっています。

アンケートに関して詳しくは、コチラ

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