出産時に活用したい補助金・手当

正常分娩の平均的な出産費用は?
初めて赤ちゃんを出産するときに不安なのが費用面ですね。正常分娩でも費用は約50万円ほどかかるのが一般的です。
下の表は、公益社団法人 国民健康保険中央会が発表している、出産費用の全国平均です。
入院料(入院日数平均6日) | 112,726円 |
室料差額(入院のお部屋代) | 16,580円 |
分娩料 | 254,180円 |
新生児管理保育料 | 50,621円 |
検査・薬剤料 | 13,124円 |
処置・手当料 | 14,563円 |
産科医療補償制度 | 15,881円 |
その他 | 28,085円 |
合計 | 505,759円 |
初産の平均年齢は30.7歳なので、30歳の平均年収が約300~350万円であると考えると50万円は大きな負担ですね。
出産時・出産後に活用したい補助金・手当
出産育児一時金
一児につき原則42万円です。
健康保険に加入している、もしくはご主人の扶養に入っている方は、誰でも受け取ることができます。
出産にかかる費用に出産育児一時金を充てることができるよう、協会けんぽから出産育児一時金を医療機関等に直接支払う仕組み(直接支払制度)がありますので、その場合、出産費用としてまとまった額を事前に用意する必要はありません。
※産科医療補償制度に加入されていない医療機関等で出産された場合は39万円
※多胎児を出産したときは、胎児数分だけ支給されます。
詳しくは協会けんぽのページをご覧ください https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat315/sb3080/r145/
出産手当金
出産される方が会社に勤めていた場合、出産のために会社を休んだ期間に応じて、公的機関から手当金を受け取ることができます。
こちらも健康保険に加入しているのが条件で、出産以前の42日間、出産後の56日間が対象です。
金額は過去1年間の給料を基準にして、その約3分の2を受け取ることができます。
こちらのサイトでは出産手当金の受取額がシミュレーションできます→ https://www.office-r1.jp/childcare/
出産手当金の詳細は協会けんぽのページをご覧ください https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3290/r148/
お住まいの自治体によっては他の補助金や手当がもらえることもあるので、皆さんの自治体のホームページもぜひチェックしてくださいね!
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