2021旅行動向が気になる!

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2021年の夏休み(7月20日~8月31日)の旅行動向

JTBは「夏休み(7月20日~8月31日)に、1泊以上の旅行に出かける人」の旅行動向見通しを発表しました。なお、今夏の旅行動向見通しについては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対する国の方針および東京2020オリンピック競技大会の観客受け入れ方針の発表を待ち、対象期間を7月20日~8月31日にして、国内旅行のみを対象としております。JTBでは、旅行動向アンケート、経済指標、業界動向や予約状況などから推計しています。

国内旅行人数の推測は…?

国内旅行人数は 4,000万人(19年比▲44.8%、20年比+5.3%)
国内旅行平均費用は 33,000円(19年比▲9.6%、20年比+3.1%)

夏休み期間(7月20日~8月31日)の旅行に関しては、各種経済指標、コロナ禍における交通機関各社の輸送人員実績推移、移動データ、定点意識調査なども参考にし、国内旅行人数は4,000万人、国内旅行平均費用は33,000円と推計されています。

昨年は最初の緊急事態宣言が明け、6月末から県をまたぐ移動も再開されたものの、新型コロナへの警戒感が強く、初の感染再拡大への不安も重なり行動を自粛する様子がしばらくの間みられました。また、学校が休校となった影響で夏休み期間中に補講を実施した学校も多く、旅行の計画をたてにくい状況でした。一方で、7月22日から実施された観光支援策「GoToトラベルキャンペーン」の影響は大きかったものの、9月末まで東京都内の発着は対象外となり、夏休み期間の当キャンペーン利用人泊数は東京が加わった10月以降に比べると限定的と考えられています(観光庁データによる)。

今年は、東京都と沖縄県に緊急事態宣言が発出されていますが、JR各社や航空会社の利用実績から大幅な減少は足元では生じていないようです。

また、今年はGoToトラベルキャンペーンに代わる県民割などの「地域観光事業支援」を35県(7月17日時点)にて実施しています。感染拡大が抑えられている地域を中心に、地域内旅行が活性化していると考えられます。

意識調査では、旅行者の意識は、当初は「新型コロナが終息したら旅行を再開したい」と考える割合が高くみられました。
コロナ禍が長引くにつれて、安心安全に配慮しながら旅行を再開したいですね。

詳しくはこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000763.000031978.html

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