扶養を外す時給ラインは?

夫婦生活

『扶養枠と時給』をテーマに調査

 結婚・出産し、再び働き始めようと気になるのが、扶養の範囲内で働くかどうかです。一般的に、パートやアルバイトなどで、それ以上働くと“税金や社会保険の面で損”といわれている年収の壁には、103万円、106万円、130万円、150万円の4つの壁があります。一番知られているのが、年収103万円の壁。配偶者控除や、夫の家族手当の適応範囲内となる金額です。

時給いくなら扶養枠を外しますか?

 そんな気になる扶養枠の話題。仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』は、『扶養枠と時給』をテーマにアンケート調査を実施し、結果を発表しています。
 今年の年収に関しての希望上限を聞いたところ、所得税の掛からない103万円以内と答えた方は、全体の31%という結果に。最も多かったのが、収入制限を気にしない方で、全体の40.8%に。その他、年収130万円(17.4%)、年収150万円(5.5%)という結果になりました。
  続いて扶養枠を外しても良い理想の時給に関して聞いたところ、1500円以上が半数となる5割、2000円以上では9割が外して働くと回答。また2000円以上でも扶養の範囲内で働くと答えた方は、全体の11%という結果になりました。
 得られる収入額によって、保障される内容が変わるため、その家庭にとっていくらに設定することが良いのか、パートナーとしっかり話し合う必要があると思います。

調査に関する詳細は、https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/news-26903/

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