「働くママ」育休中の実態調査

子育て

そもそも育休制度って?

 男性版育休制度が話題となっていますが、育児休暇制度におけるメインの利用者はやはり女性です。長い育児期間のなかでも幼い子供との時間を過ごす、最も貴重かつ大切な時間の1つともいえます。
 育児休暇の概要を簡単におさらいすると、
 (1)同一の事業主に引き続き1年以上雇用されていること
 (2)子が1歳6カ月に達する日までに、労働契約(更新される場合には、更新後の契約)の期間が満了することが明らかでないこと
 上記2つの条件がそろっていれば、子どもが最長2歳になるまで利用できる制度です。そのため、上記に当てはまらない、例えば、雇用期間が1年未満、日雇い・1年(※子が1歳以降の休業の場合は半年)以内に雇用関係が終了する、週の所定労働日数が2日以下といった方は利用することができません。

実際に働く先輩ママにアンケート!

 そんな貴重な育休制度期間中。実際に先輩ママたちは、どのように過ごしていたのでしょうか。
 ​主婦の再就職や在宅ワークに役立つ資格情報サイト「主婦資格ナビ」を運営するパセリが、20代〜60代以上の主婦の方135名に聞いた「育休と暮らしに関するアンケート」の一部をご紹介します。
 まず、育休制度を利用したか、の問いについて、135名中47名と、全体の約3分の1という結果に。その47名に対し、育休期間をどのように過ごし、振り返った今どのように感じているか、について質問したところ、「育児に専念した」という方が30名、「趣味の時間をつくった」が9名、「資格の勉強・取得をした」が8名という回答結果になりました。
 アンケートの中で、育児に専念した方の中には、「勉強すればよかった/資格取得など自分磨きの時間にも使えばよかったと後悔」とう声がある一方で、「子どもをいろんなところに連れて行ってあげれば良かった/もっと子どもと遊べばよかった」という声もあり、分かれる結果になりました。また、趣味の時間をつくった方からは、「資格をもっと取ればよかった/もっと充実した毎日を送りたかったですがあっという間でした」という本音も。資格の勉強・取得をした方からは、「もっと子育てを楽しめたらよかった/保育士試験に没頭しすぎてた。」という反省点とも取れるコメントがあり、育休中の過ごし方に後悔している方が多いようです。
 貴重な育児休暇。事前にどのように過ごすのか、事前に計画しておくことで、より充実した日々にしたいものですね。

アンケートに関して詳しくは、https://shikaku-en.jp/article/71

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。